第二回 性暴力被害者支援のための勉強会~事例から被害の実態と支援の在り方を考える~
性暴力被害者支援のために,医師,看護師ら医療スタッフに何ができるのか,どのような支援をすべきなのか,相談事例を通して勉強する機会を設けました。医師,看護師,病院スタッフ、児童相談所、警察、行政関係者、学内のどなたでもご参加頂けます。
日時・場所
2019年7月17日 18:00 – 19:30 JST
北海道公立大学法人 札幌医科大学 臨床教育研究棟 2階C201号室, 日本、〒060-8556 北海道札幌市中央区南1条西17丁目
イベントについて
当日のプログラム
開会挨拶
札幌医科大学 学長・ 理事長 塚本泰司
座長 札幌医科大学産婦人科 教授 斉藤 豪
1.相談事例
さくらこSACRACH運営委員 弁護士 八代眞由美
2.性的虐待について
札幌医大小児科 助教 國重美紀
3.グループディスカッション
さくらこSACRACH運営委員 産婦人科医 堀本江美
概要
性暴力被害者支援のためのワンストップセンターは,内閣府の発表によれば全国全ての都道府県に1つ以上設置されたことになりました。しかし,病院拠点型と言われる医療を中心とした支援センターはまだ全国に10か所程度しかできておらず,医療面での,より手厚い支援が求められています。
そこで,性暴力被害者支援センター北海道(通称 SACRACH さくらこ)を運営する認定NPO法人ゆいネット北海道との共催により,性暴力被害者支援のために,医師,看護師ら医療スタッフに何ができるのか,どのような支援をすべきなのか,相談事例を通して勉強する機会を設けました。
皆様がこれまで対応された症例の中にも,性暴力や性虐待が見過ごされてきたものや,本当は支援につなぐべきだったものがあったかもしれません。性暴力が身近にあるということを知って,日々の症例において,まず「疑う」ことから始めていただくために,是非一緒に学んでいただきたいと思います。
参加費は無料です。
FAX 011-768-8600 で事前申し込みもしくはメール(y.terada0805@gmail.com)可
主催 札幌医科大学 産婦人科
共催 認定NPO法人ゆいネット北海道