旭川医師会女性医師部会・二輪草センターの報告
※旭川地区での活動全文は、ホームページの記事を是非ご参照ください。
1,旭川医師会 女性医師部会:http://asamed.jp/woman/woman_information.html
1,旭川医師会 女性医師部会
①女性向け市民講演会(2019/8/3)220名参加、資料が足りなくなりました。
(1)思春期の心のケア
旭川市医師会女性医師部会 副部会長 宮本晶枝
氏家記念子どもクリニック小児科副院長荒木章子先生から
「学童期から思春期を迎える発達障害をどうりかいしてかかわるか」と題して、
発達障害児の特性、いかに本人の特性を理解し、サポートするかを検討していただいた。
自閉スペクトラム症の子どもは先生から「もう学校に来なくて良い。」と言われてしまうと
本当に不登校になってしまうこと、
発達障害のゆえにSNSにのめり込みやすい子もいることなどをお話し下さった。
ときわこども発達センター長精神科飴農勝先生から「思春期におけるジェンダー・性の多様性の理解とその支援」
をお話しいただきました。
LGBTがマスメディアに取り上げられる中、それ自体は病気では無いことを強調していました。
②他、二輪草センターと共働企画について
(1)【医学生、研修医、女性医師のつどい】と
最初に、市立旭川病院初期研修医二年目の森香苗先生より「ハラハラ研修医生活ーある移住者の一例ー」
という救急診療への意気込みと旭川移住者の生活、当直が奪い合いになる生活など、
研修生活と実家の距離などもまとめていました。
次に、旭川医療センター呼吸器内科の森千恵先生からは「①女性医師の役割について考える、
②周囲を巻き込んだ子育てライフ」という講演をしていただき、
社会のルールを守ることと女性としての強みを取り入れようという話をされました。
ファミリーサポートや親族の力を借りる方法を具体的にお話しいただいています。
3番目に、旭川厚生病院 小児科山木ゆかり先生に「子育て中でも笑顔で働き続けるために
ー夫と娘と共に今の私にできることー」出産育児体験から専攻科の選択、キャリア形成の経過、
母親として考えることをお話しいただきました。
最後に、旭川赤十字病院形成外科の堀越久子先生「旭川でも楽しく形成外科をさせてもらっています」
という内容で、形成外科の魅力や仕事内容、順天堂大学時の働き方について、
日米の比較とともに女性医師が働きやすい職場が日本全体の働きやすさに繋がることをお話しました。
(2)【女性医師研修会】
星野リゾートOMO7旭川にてカレス札幌時計台記念病院 副院長・女性総合診療センター長の
藤井美穂先生で「ウィミンズヘルスサポートの基礎を考える」というテーマで、
女性のエストロゲン分泌量の低下による更年期障害の症状を様々に説明されました。
サプリメントのエクオールが現在治療薬として推奨されてきたように、
更年期障害治療薬として利用されるようになりました。
2,旭川医大二輪草センターの活動について要約と新年度の企画について
(R2. 3)「看護師と助産師のための復職支援研修」
2020年3月2日(月)~3月6日(金) 5日間コース
2020年3月2日(月)~3月4日(水) 3日間コース
(R2. 1)「冬休みキッズスクール」開催 2020 1/6〜8
学童保育の一環として子ども達へ様々な企画参加を提案しています。
(R2. 1)「第34回二輪草セミナー」開催
■第34回二輪草セミナーのご案内■
「しない!されない!見過ぎさない!〜職場のハラスメント研修〜」
2020年1月29日18:00〜19:00 臨床第3講義室
講師:川村 由美氏
ワーク・ライフバランスコンサルタント、キャリアコンサルタント
食品メーカー、外資系専門商社、外資系エレクトロニクスメーカー、
外資系ホテルにて上級管理職付き秘書として勤務後、2005年に独立。
企業、自治体、医療機関にて研修・セミナー、コンサルティング、
キャリアカウンセリンを行っている。また、道内の高校生、大学生を対象とした
キャリア教育・就職支援にも携わっている
(R1. 9)「訪問看護ステーション看護師のための研修会」
地域貢献の一環として平成25年から開始し今年度で7年目となります。
訪問看護に必要な知識・技術の再学習の支援を目的としています。
(R1. 7)「夏休みキッズスクール」
2019年7月25・26日の2日間、第23回夏休みキッズスクールを開催しました。
初参加8名を含む、総勢24名の子ども達が参加しました。
(R1. 6)日本女医会 公開講演報告
山本先生は令和元年5月19日、札幌市で開催された、日本女医会主催の講演会で
「女性が活躍するための戦略」と題して講演しました。
二輪草センター助教 菅野 恭子先生の女性活躍推進に関わる地域連携セミナーinそうや
の報告書の中より
2016年女性活躍推進法が制定されたこと、work-life balanceについて
企業側と学生の認識のずれが大きいこと、男性の社会参画など挙げられ、
働き方改革の3段階として①制度の確立、②(運用のための)風土・雰囲気の醸成、
③「無意識」の認識 の三段階があることを講演されたとありました。
無意識の認識は、常識や価値観にとらわれていないか認識することでありますが、
確かに自分でもできているかというとまだまだ足りないように思いました。
Comentarios