先日、長井会長より皆様にお知らせとご支援のお願いをさせていただきました私共のクラウドファンディングのプロジェクト、「再生医療で難治性の炎症性腸疾患に挑む たび重なる外科手術の回避を目指して!~クローン病患者7万人、潰瘍性大腸炎患者22万人に明るい未来を!〜」につきまして、7月2日に、プロジェクトの第一目標額700万円を達成いたしました。
北海道女性医師の会の先生方におかれましては、多大なご支援とご協力を賜り、誠にありがとうございました。心より深く御礼申し上げます。
皆様からいただきました力強いご支援・ご寄付をしっかりと研究成果に繋げ、一日も早く患者様に明るい未来をお届けできるように、鋭意尽力して参りたいと思います。
本プロジェクトは残り8日になりますが、最後の一瞬まで気を引き締めて皆様の温かい応援、ご支援を受け止めて参りたいと思います。引き続きご支援ならびにプロジェクトの情報拡散にご協力をいただきたけますと大変幸いに存じます。
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〈7月11日(木)23時まで、目標金額700万円のクラウドファンディングに挑戦中〉
再生医療で難治性の炎症性腸疾患に挑む たび重なる外科手術の回避を目指して!
~ クローン病患者7万人、潰瘍性大腸炎患者22万人に明るい未来を! 〜
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今後ともご指導の程どうぞよろしくお願い申し上げます。
本年度、総会講演会をいただきました永石先生よりクラウドファンディング協力のご依頼がありました。皆様、ふるってご検討をよろしくお願い申し上げます。
目標金額700万円2024年5月13 日(月) 9時から7月11 日(木) 23時まで
札幌医科大学 公式クラウドファンディングス
難治性の炎症性腸疾患 たび重なる外科手術の回避を目指して!
炎症性腸疾患(IBD) の一つであるクローン病は、口から肛門までの消化管のあらゆる部位に慢性的で難治性の炎症や潰瘍(かいよう)などが見られる病気です。漬瘍性大腸炎とともに「AYA世代」といわれる10代~30代の若い世代を中心に発症します。腹痛や下痢・血便、発熱、体重減少、栄養不良などの症状があり、患者さんの日々の生活の質(QOL) に大きな影響を及ぼします。
消化管の深い潰瘍や周囲の臓器との間にできる痩孔(トンネル)、腸管の狭窄、肛門周囲の痔痩、大量出血などは高頻度で外科的治療が必要となり、頻回の腸管切除による短腸症候群や人工肛門造設などにつながる重篤な病変です。従って外科手術をできるだけ回避し、QOLの改善をもたらす新たな治療法の開発が求められています。
本研究では、これらの難治性病変に対して間葉系幹細胞(MSC) を用いた新たな細胞治療薬の開発を行います。MSC には過剰な炎症を抑える作用や傷ついた組織を修復する力があります。既に骨髄移植後の移植拒絶や脊髄損傷など複数の疾患で治療薬として使用されて、安全性や有効性が確認されています。我々はこのMSC の能力を最大限高めて、IBD において“腸管切除や痔瘻に対する外科手術を一件でも多く滅らすこと'’、“QOLの改善をはかること’'を目指して細胞治療薬をつくる研究を進めてまいります。これには基礎的な研究段階から多くの研究資金が必要となっており、このたびクラウドファンディングにてご寄付を募ることといたしました。
研究の意義についてご理解とご賛同をいただき、皆さまのご支援を心よりお願い甲し上げます。
※本クラウドファンディングは札幌医科大学へのご寄付となり、税制上の優遇措置が受けられます。詳細はプロジェクトページをご覧ください。
※募集終了日までに目標金額に到達しなかった場合、いただいたご寄付は返金いたします(AII or Nothing方式)。
●プロジェクト内容について:札幌医科大学医学部解剖学第二講座永石kanna@sapmed.ac.jp
●税金控除について•Web でのご寄付が難しい方:事務局研究支援課瀬上kihukin@sapmed.ac.jp
(お振込みによるご寄付についてご案内いたします)
下記、PDF資料となります。
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